「一時帰宅」

「家に帰りたい・・・」

と、ある夜
ご利用者が、そう一言、呟かれました。

この方は癌を患いながらも、
ここキングス・ガーデンで最期まで過ごされようとしています。

段々と食事も摂れなくなってきて、
ぼんやりと過ごされることの多くなってきた中での、一言・・。

この方の願いを叶えるべく、ご家族協力のもと、他職種連携し

すぐ計画をたて始め、
以前住まれていた、ご自宅に一時帰宅をする事ができました。

施設では
寝て過ごされる事が多くなりましたが、
ご自宅では
車椅子に座り、ご家族に囲まれ、若かりし頃のお写真をみて、
思い出話に花を咲かせておられました。

また、最近は見ることの少なくなった明るい表情もみられ、

久々のご自宅に戻られ、リラックスでき、何かを感じ、
穏やかに過ごされているように思いました。

ここキングス・ガーデンでは看取り介護も取り組んでいます。
このように、ご利用者の最期の願い・ご家族の願いを、叶えたいという思いを大切にし、
今後も、日々ご利用者の生活に寄り添っていきたいと思います。

2018年11月14日 練馬キングス・ガーデン 3階 ケアワーカー

 

※掲載についてご本人、ご家族より了承をいただいています。

ご許可をくださったことに感謝いたします。なお、写真および文章の転用、転載はご遠慮ください。