法人について

法人の方針

運営理念 ―夕暮れ時に光がある―

「その砂漠を主の園のようにする。そこには楽しみと喜び、感謝と歌声とがある。」

社会福祉法人キングス・ガーデン東京は1996年に開設され、人生の「夕暮れ時」に「楽しみと喜び」をもって生活していただけるよう、地域に根ざした運営をしてまいりました。

たった一度の人生。人生の夕暮れ時に寂しく生きるのか、神と人とに感謝しながら過ごすのか、それは大切な事です。
「夕暮れ時に、光がある」と聖書で言われているように、人生の夕暮れ時に平安と喜びを持ってお過ごしになられるように、キングス・ガーデンは全力を尽くします。


神に仕えるように利用者に仕える

「まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも、最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしたちにしたのです。」(聖書)

〈最も小さいわたしの兄弟の一人〉は、社会で顧みられない人、貧しい人、幼子、高齢者、障がいのある人たちのことです。
そのような人々に仕えることは、神に仕えることであると言われたのです。
年を重ね、体力は衰え、家庭や社会で充分な介護を受けられなくなった人生の先輩にお仕えし、喜びと希望に溢れて生きていただくために、私たちは奉仕します。

(1) 利用者を心から尊敬し、人間として尊厳のある生活を送れるよう仕えます。

(2) 利用者の安全と健康を守り、心身共に自立した生活ができるよう仕えます。

(3) 利用者が、喜びと生きがいをもって生活できるよう仕えます。


社会に支えられ、社会に仕える

「あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい」(聖書)

〈あなたの隣人〉は、同じ社会に共に生きている人であり、私たちは、その人生の先輩を尊敬し、愛し仕えます。
福祉の働きは、まず社会、特に近隣の社会における人々によって支えられなければなりません。町会、住民グループ、学校、教会によって支援されて、充実した介護を行うことができるからです。これらの活動によってさらに充実して入居者や利用者にお仕えします。

(1) 高齢化・核家族化する社会において、介護を必要とする高齢者と障がい者が安心して生活出来る介護サービスを提供し、住み慣れた地域で生活できるように支援します。

(2) 老いても安心して過ごすことのできる地域社会づくりに貢献し、家庭介護者を支援します。


—倫理綱領—

 社会福祉法人キングス・ガーデン東京(以下、「キングス・ガーデンという。」は、社会福祉法に基づく公益法人であり、利用者はもとより地域社会における高齢者福祉の充実に貢献するために、公正かつ公平な運営に努めます。
 キングス・ガーデンはキリスト教の隣人愛の精神に根ざし、公共性と倫理性を旨とし、地域住民の期待に応え、地域社会における高齢者福祉推進の中心的役割を果たすため、ここに倫理綱領を定める。

一、 神を敬い、人を愛する

二、 より高度な知識と技術の習得に努め、高齢者の自立及び生活の質の向上のために積極的に取り組む

三、 個人の尊厳と社会連帯の思想により、ノーマライゼーションの実現に努める

四、 利用者のプライバシーを尊重し、名誉を損なうことのないよう守秘義務を守る

五、 法令を遵守すると共に、公正かつ公平な運営に努める



ご挨拶


社会福祉法人キングス・ガーデン東京 理事長 片山 信彦
 
新しいコミュニティの可能性を切り拓く
最前線の場として


 1996年12月、キングス・ガーデン東京は練馬区早宮に特別養護老人ホームを開所、以来20有余年に渡って、この地での福祉・介護の働きの一端を担ってきました。施設も練馬~中野に3箇所と増え、地方行政の委託機関としての役割も兼ねるなど、その働きの枝を張り広げてきました。
 その中で気づいたことは、いわゆる〈老人ホーム〉は、人生という旅路の終着点に近づいている方々にとっての安らぎの住まいであるばかりでなく、地域共生の拠点となり得る可能性を豊かに持っている、ということです。

 社会の第一線から退いた方々にとっての余生の場という、社会から隔離されたイメージで語られることが多かった老人施設。しかし、そこには、慌ただしく過ぎ去っていく日常からは抜け落ちてしまう、人と人との温かなつながり、ゆったり流れる静謐な時間、庭のような日だまりの空間、非日常的な祝祭の喜びが守られ、四季を通じて溢れています。
 ここが、地域の人々が分けへだてなく自由に集い、さまざまな活動や交流が縦横無尽に行われるメインステージになるのではないか、その核に、〈お年寄り〉という存在がいらっしゃるのではないか―。この視点を大切にしながら、いのちを、社会を、歴史をつなぐ、そんな新しいコミュニティの拠点となっていくことを願っています。


ブランドメッセージ
「寄り添い つながり 共に歩む」

2018年、キングス・ガーデン東京ではブランディング委員会を立ち上げ、キングス・ガーデン東京の理念や歴史を学び、現状や今後の課題を話し合い、さらには職員・理事・監事へのアンケート調査を実施しました。
 それらの学びやアンケート結果を踏まえて、ブランディングの中核をなす、「コア・ブランド・バリュー」「コア・ブランド・パーソナリティー」「コア・ブランド・メッセージ」を以下の様にまとめました。

1.【コア・ブランド・バリュー】

キングス・ガーデン東京のブランドの中核を担う価値や価値観です。
これを失うと団体が消滅してしまうほどの、本質的で、大切な事柄です。

キリスト教精神
私たちの働きの根本精神です。キリストの愛の精神で神と人に仕えます。

利用者第一
利用者の目線をもって看取りを含む、個別支援、チームケアで利用者のニーズに応えます。最期まで希望を持って自分らしく生きられるように。

地域とのつながり
地域に開かれ、地域の痛みを分かち合い、地域の必要に応え、地域に仕えます。
そして地域に支えられるコミュニティ・ステーションを目指します。

「人は誰でも宝」の組織
人は宝であり、一人ひとりを大切にし、互いに思いやり、自由でぬくもりのある団体を目指します。多様性、柔軟性、開放感、優しさ、その人“らしさ”を大切にする組織を目指します。


2.【ブランド・パーソナリティー】

キングス・ガーデン東京というブランドの性格、特性です。メッセージを伝える際の、団体全体の格調と雰囲気。
パーソナリティのない人が存在しないのと同じく、パーソナリティを持たない団体はありません。
団体から発信するすべての情報媒体のトーン&マナーに反映させる特性です。

認め合う
広い心をもって、互いの違いや欠けを認める多様性を大切にします。受容の精神を尊重して、泣く者と共に泣き、喜ぶ者と共に喜びます。調和をもって相手のことを親身に思い、一致して協力することを目指します。

思いやり
誰にでもあたたかさと優しさをもって人に接します。家庭的な雰囲気が溢れることを心がけます。

誠実
正直で素直。まじめに小事を大切にする姿勢を持ち、偏らないで働きに取り組みます。

明るい
いつも笑顔で、明るさが私たちの特性です。

前向き
考え方はポジティブで楽観的です。物事を前向きに捉えて、積極的に行動します。


3.【コア・ブランド・メッセージ】

キングス・ガーデン東京の目指すことを対外的に発信する声明文です。
「人と寄り添い、人とつながり、人と歩む―地域共生の拠点―」というメッセージを簡潔かつ明瞭にまとめました。
  
キングス・ガーデン東京は、
「寄り添い つながり 共に歩む」
を目指します。